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2010-01-17(Sun)

ScalaをNetBeans 6.8で使う

ScalaプラグインをNetBeansにインストールすると、コードの色分けや推測変換が使えてとっても便利になります!


でも、日本語文献が少なかったので、備忘録として書いておきます。(インストール方法の出典は以下ですが、ちょっと分かりにくい部分を補って意訳しています。。)

・"Scala Plugins for NetBeans 6.8 v1.x (RC1) - Install with NetBeans 6.8"
 http://wiki.netbeans.org/Scala68v1



< NetBeans 6.8にScalaプラグインをインストールする方法 >

■1:まず最新のScala-2.8.0ランタイムを以下よりダウンロードし、適当な場所に保存する。
http://www.scala-lang.org/archives/downloads/distrib/files/nightly/distributions/scala-2.8.0.latest.zip

 (メモ)Windowsでは、パスにスペースの含まれない場所へ保存すること。

■2:ダウンロードしたランタイムのあるフォルダを、$SCALA_HOMEとして環境定数に設定。(※1,2)

 (メモ)Macユーザの場合、(ホームディレクトリ)/.MacOSX/environment.plistをテキストエディタなどで作り、http://wiki.netbeans.org/MacOSXEnvForAppのソースコードを記載(full/path/of/your/scala/homeはランタイムのあるフォルダへのフルパス)。(※1,2)

■3:NetBean 6.8をhttp://netbeans.org/downloads/index.htmlからダウンロードしてインストール。

 (メモ)NetBean 6.8 Betaでは上手くインストールできません!それ以下のバージョンをお持ちの場合はインストールし直すことをおすすめします。

■4:Scalaプラグインを、https://sourceforge.net/projects/erlybird/files/nb-scala/6.8v1.1.0rc1/からダウンロードして、適当な場所に解凍。

■5:NetBeansを起動し、[ツール] → [プラグイン] をクリック。[ダウンロード済み]タブを開いて、[プラグインの追加...]をクリックして、4で解凍したフォルダにあるJARを全て選択。

■6:インストールしてNetBeansを再起動する。完了!





--- ※1 この作業が上手く行かない場合、(NetBeansインストールフォルダ)¥etc¥netbeans.conf (Macでは/Applications/NetBeans.app → パッケージの内容を表示 → /Contents/Resources/NetBenas/etc/netbeans.conf)をテキストエディタで開き、netbeans_default_options = " ... " の ... の中に、

 -J-Dscala.home=(ランタイムへのフルパス)

を追加すると上手くいきます。


--- ※2 なお、パスの通し方については以下を参照してください。

・Windows → http://pocketstudio.jp/win/xp/path.html
・Mac → http://homepage.mac.com/akihide/iblog/C1557102128/E1968370044/index.html
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2010-01-17(Sun)

Scala-processing

最近更新が滞ってましたが、ぼちぼち再開します。



今日は、最近ホットなScalaとProcessingを使った、

 "Scala-processing"

という新しい文化と、その周辺について。





写真はProcessingのライブラリをScalaで(NetBeans上で)動かしたところです。ちゃんと動いてますし、構文は純粋なProcessingとほぼ変わりません。

つまり、ProcessingにScalaの強力な機能が追加できちゃってます。





Scalaについていろいろ研究してて、気付いた重大な発見が2つあります。

 (1) Javaの「上位互換」であること
 (2) JavaVM上で動く言語は「他にもある」こと

これは、実はとても驚くべきことで、例えば(2)に該当するのは、

 Scala、Jython、JRuby、Groovy

などいろいろあって、これらはすべて(1)をある程度満たすので、お互いの言語で書いたJavaのクラスファイルを「相互に読み取ること」ができます!

ということは、それぞれの言語を生かして、しかも自由にプログラミングができる環境が整いつつあるということです。

しかもScalaはちょっとの修正で.NET Framework上でも動くし、JRubyで書いたものも同じように、Ruby on Railsとかの強力なWebアプリケーションに早変わりする。この移植性は驚異的です。




で、それを生かしてProcessingが持つ最大の利点であって難点である、

 「Java言語に依存していること」

を払拭して、そのままScalaに移植してみたわけです。これができると、例えば次のような利点が出てきます。

 ・Processingが、完全オブジェクト指向言語として使える。
 ・Processingに、演算子のオーバーロード、制御構造の追加が可能。
 ・Processingが、関数型言語に早変わり。

同じように、Ruby-processing、Groovy-processing、Jython-processingなーんていうのも可能です。すばらしすすすす。





うーん、なんだかワクワクしてきた。もっといろいろ遊んでみます。

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